中○病院 3/4



木の箱に入っていた薬はかなりやばめです。たぶん重度の精神病患者に使用するようなものばかりです。紙に書いてある薬は睡眠薬や抗精神病薬、風邪薬とか抗てんかん薬でしょうか。
抗てんかん薬は抗精神病薬の副作用を押さえるために必要なのでしょう。しかし風邪薬はわかりませんね。風邪引きやすいのかな?
右上にあるのはなぜか携帯ラジオが?患者の物だったのだろうなあ。入院時の病院のテレビって有料だったりしますから、携帯ラジオを持ち込んだりするわけです。


これらのアンプルは注射用ですね。赤い文字のラベルは劇薬です。
法律により厳重に管理されている薬だと思うので私を含む普通の人はほぼ目にすることはないでしょうね。このような普段絶対見れないようなものも見れるのも病院系廃墟が好きなところです。真骨頂ですね。



↓見やすく加工してみました。

この病院の日課表のようです。ちょっと見づらいけど、○特患者っていうのは普通とは違う特別な患者のことだと思います。
うーん、オレもアレルギーの病気で入院したことあるけど、この扱いはちょっとなあ・・・。


ああ、こんなところにクリスマスツリーが・・・。
ずっと入院してるとほとんど外出しなくなるから季節感なくなるからなー。閉鎖病棟ならまず外出なんて出来ないからこういうのはよかったんでしょうね。


あ、カレンダーがありました。廃墟年齢を知る手がかりになります。
写真が下手でまいってしまうのですが、1996年でした。
写真もうまくなりたりもんです。


こちらの部屋はなんでしょうか?
椅子から考えると床屋みたいなことをやっていたのでしょうか・・・。
閉鎖病棟暮らしでは床屋にも行けなかったのだろうと思わせます。


ここから先は風呂場です。本当はここには扉かなんかがついていたはずでしょう。
手前が脱衣室なんじゃないかな?


浴槽です。かなり広くて大きいですね。4〜5人づついっしょに入らされたのでしょう。
経験上、病院の風呂はのんびり出来ません。とっとと出ないとあとがつかえます。


こちらは食堂でしょうね。比較的軽度な患者はこちらで食事をしていたのかもしれません。
しかし、あとでわかったのですが食堂の位置関係が・・・。


こちらから料理が出てくるのでしょう。調味料なども置いてあります。なんか痛みが激しい部屋です。天井のは殺虫灯でしょうか。


食堂のうしろにまわってみました。こちらは厨房でしょうね。窓から泥が入り込んでいます。


よくみると厨房の窓にも鉄格子が。とにかく徹底しています。
病院の厨房の割にはあまり広くないような感じですが、病床数を考えると妥当なのかもしれません。


ここはいったいなんの部屋でしょうか?宿直室でしょうか。
それにしては狭すぎます。きっと納戸か倉庫っぽいですね。


こ、ここは・・・!
これがあの隔離室ですか・・・。いまは保護室と呼ばれているようですね。
言うことを聞かない患者や危険な患者(自分や他者を傷つけようとする者)が入れられてしまうという・・・。
壁が緑色なのは重度の患者を収容している、ということなんでしょうか。上の階の廊下も緑色だったりしましたし・・・。


しかし、これはひどい環境としかいいようがないです。
コンクリの床に畳1畳と簡易トイレと布団だけですか・・・。冬なら風邪引くよなあ。
それで風邪薬が日常的に処方されてたりしたのかな。